魅力は「鬼」と「未」の組み合わせです。「美」ではなくて「鬼」と書くところに「魅力」の深い真実があると思いませんか?
「鬼」は怖くてよくわからないけどなぜか心が引かれる「正体不明」な何か見た事も聞いた事も無いような「未経験」のモノやコトです。
「未」は「微」と同じ意味を持ちます。すなわち微妙な感じなのです。魅力は何か見た事も聞いた事も無いけど微妙に心が引きつけられる「価値」です。
「当たり前価値」はその商品が機能として持つ最低限の価値を言います。洗濯機であれば洗濯する価値、車であれば動く価値、飲み物であれば飲料の価値、最低限の価値の事です。その当たり前価値だけですと、「価格競争」が起こり収益が悪化してビジネスは危うくなります。
お客様にとっては「どれどもいいよ」「どれでも同じだから安いのでいいよ」という価値です。「魅力価値」がある商品にお客様は「これでなくてはいやだ」「これが良い」という価値反応を持ちます。つまり機能以外に何かその商品についている「絶対的価値」なのです。「魅力価値」はブランド化が可能でファン化が出来、安定的なビジネスを可能にします。この「魅力価値」を商品企画に取り組む事が重要です。
「商品構造分析」
この分析は「企業」「商品」「ブランド」どれでも使える分析方法です。
目的は商品の構造を分析して価値が生まれる仕組みになっているのかを分析するものです。
商品の構造は5重の構造になっています。その中心にあるのがハートの部分の「哲学」です。
この哲学を中心として「経営資源」「技術機能」「イメージ デザイン」「コミュニケーション」という層が取り囲んで行きます。全ての層は中心核に従わなくてはいけません。ですから、「デザインは機能」に準じるのです。外側の「コミュニケーション」は、人の印象が会って3秒で決まるように、商品やブランドの印象も市場の中で素早く決まってしまいます。
この5重構造の車は、車体の「会社」の上に乗っています。「会社」は営業 スタッフ を意味します、そしてタイヤの「販路」と「価格」が進むべき方向を決めて行きます。
「マーケットWHY分析」
価値を探るのに最も重要なポイントは「WHY」「なぜ」を繰り返し繰り返して深堀して行く事です。WHO WHAT WHERE WHEN HOWにWHYをかけて「当たり前価値」と「魅力価値」を区分けしながら深堀して行きます。その中でお客様が求める「魅力価値」を見いだしていくのです。
この二つの分析価値の「差」が解れば、あとは必要なポイント「修正」をかけて「価値の同期化」を計って行く事が出来ます。
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