芸術家ピカソと発明家エジソンの共通点を発見しました!
作品や発明に対する「強い情熱と意思」を二人が持っていた事は云うまでもありませんが、作品や発明のクリエイションの方法に関する共通点を紹介します。
それはクリエイションするとき、つまり「アウトプット感性(創造性感性)」の方法が似ているのです。
ピカソが絵を描く時は、一つの作品に集中して製作していたと思っていましたが違うのです。実は、ピカソは同時に6作品ほど同時進行で手がけていたのです。一つの作品を集中していたわけではないのです。なぜ一つの作品に集中しないのでしょうか?
エジソンはどうでしょう。エジソン研究所では何と常時60ものプロジェクトが同時に進行していました。
(6/18 CAFÉ NEWS 参考)http://connect-de-r1.jimdo.com/vol-2-12-jun-18th/
この同時に複数をクリエイションする「アウトプット感性(創造性感性)」の方法が2人が似ているところです。では何故一つの事に集中せずに分散してクリエイションを行うのでしょうか?
この「複数同時進行性」はどんな秘密があるのでしょうか?
それを企画の中に取り入れる事は出来ないのか探っていきたいと思います。
エジソンは、ある発明プロジェクトに問題が発生した時にその中だけで解決策を考えても答えは出て来ないことを彼は経験から知っていました。つまりプロジェクトに携わっているメンバーは、「問題」が発生した時に「プロジェクトの枠内」でしか思考できないので「解決のひらめきや方法」がその中では出てこない事をエジソンは客観的に認識していたのです。彼の頭の中にはすべてのプロジェクトの進捗表がインプットされていて、答えや閃きを他のプロジェクトの中から引き出していたのです。
つまり「A」プロジェクトの答えは「Z」プロジェクトの中にあるのです。またプロジェクトどうしを較べて価値軸の差を見つけては、新しい価値観を見出していたのかもしれませんね。
ピカソの場合はどうでしょうか?
やはり多様な作品を同時に手掛けることで、お互いの作品を比べながらインスピレーションを高めていたのではないでしょうか? 例えばピカソが生み出したキュビスムは未知の新しい芸術の分野でした。その表現方法も開発して行く中で多様な描き方が生み出されています。複数の作品を同時に進行させることで作品が影響し合い新たなイメージが湧いてきたのではないでしょうか?そして一つ一つの作品のポリシーが明確になっていったのでしょう。
一つの事に集中せずに複数を同時進行する事で、一つ一つが客観的に見えてくるのです。
THINK DIFFERENTの提案です。
①同時多様性をビジネスワークの中に入れてみてはいかがでしょうか?
②「選択と集中」を「複数と同時進行」に変えてみてはいかがでしょうか?
③仕事に関係ない興味ある「事」「物」に30%の時間を入れてはいかがでしょうか?
④通勤の中で気になる風景を毎日10個以上書き出してはいかがでしょうか?
同時に多様に思考を広げる事は「ひらめき」への有効なアプローチです。
常識や慣習の閉ざされた罠から逃れる思考方法の入り口です。
(多様性を企画に取り込んでいる企業 )
3M⇒75%は正規の職務 25%は「密造酒作り」(どんな研究でも構わない)
グーグル⇒80%は正規の職務 20%は好きな事を研究
サッポロ⇒サッポロドラフトは裏企画
http://connect-de-r1.jimdo.com/vol-2-12-jun-18th/
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