エジソンの卵


エジソンの卵 ?!

知ってますか?

有名なのはコロンブスの卵 ですね。

エジソンの卵はなんでしょう?

 

 

 

 

 

 

1%のひらめきが無ければ残りの99%は無駄になる (エジソン)

 

これを日本の教育は 「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」なんて努力はすれば必ず救われるんだと都合がいいように訳して教科書に掲載したわけです。

 

まるで第2次世界大戦の敗戦まじかに軍部は市民に竹やりでB29を落とすような啓蒙活動を行っていた。この源は「蒙古襲来」の際に「神風」伝説から起因しているように感じます。「神国」は守られているから滅びないなんて。これは自由な発想やアイデアや会話を全く受け付けない体質に繋がります。

 

この傾向は「男性社会」傾向が強ければそれだけ「変化することに拒絶する」事を意味します。決められた組織、官僚職が強ければ強い程「変化」を嫌います。

 

男性性と不確実性の回避指数(変化に対応する事を拒否する)という他国文化の比較データがあります。(ヘールドホフステード「多文化世界」)これによると男性社会の世界NO1は日本です。ちなみに 2位 オーストリア 3位 ベネズエラです。

 

あなたの会社 いえあなた自身は大丈夫ですか?変化を自然に受け止めていますか?

 

エジソンの卵繋がりの話は軟らかな面白い発想を繋いだものです。常識や固定観念の枠を壊して独自性に満ちた発想が必要です。

 

さあ卵の繋がりを見てみましょう。

 

(コロンブスの卵)

 

 

 

実際に卵で実験したかたいますか?

 

殆どいらっしゃらないかと思います。これやってみると面白いですよ、茹で卵と生卵では割り方に工夫が必要です。実際にやってください「現地 現物 現状主義」。これは私がハーレイダビットソンジャパンに所属していたときに当時の社長から厳しく教わった格言です。

 

言われたことを丸のみするのではなく、ウェブ情報をまともに信じるのではなく自分で確かめて感じろ!という事です。とても初歩的で重要な「行動」だと思います。今はITが便利にしてくれましたから尚更重要な事です。フィールドは広く自由で「変化する」事だけが変化しない事です。

 

さてさて面白い話ですが、浅草のバーでマスターに教わりました。

 

生卵は割らなくても自立する事が出来ます(本当です)微妙なバランスが必要ですが間違いなく割らなくても立ちます。(真剣にやると酔いが覚める)ところが立てる事が出来る人と出来ない人に分かれるのです。トライしてください!

 

さてコロンブスの場合は割らなければ面白くないですよね。大勢の参加者の前でテーブルに卵を割って立たせるのですから!

 

本当に彼が凄いと思うのは「なぜ卵を選んだのか?」彼自身どこで「卵を割る行為」を思いついたのか?僕は長い航海の大海原の上で思いついたのではないかとおもいます。そしてそれを会議の席で主張するために使ったのですね。そうだとするとSTEVE JOBSと同じ優れたプレゼンテーターですよね。

 

そして会議の席で卵を取り出し卵を割って立たせるから参加者はびっくりしたでしょうね! 何だあいつは!? と感じた人が多かったのではないかな。

 

そして最初に割ったINNOVATION(割る行為)が最も重要で後は「真似」で簡単にできると言う事を、彼は参加者を納得させた。

 

この当時の事を考えれば全く「常識外」のプレゼンテーションではないかと想いますね。素晴らしい、是非これを読んでいるあなたもあなたの「卵」を探してください。

 

(エジソンの卵)

 

エジソンは沢山の伝記が残っています。

 

彼の耳が難聴で殆ど聞こえなかった事は知ってますか?しかし音楽が大好きでヘレンケラーと一緒にピアノを聴いて楽しんでしたそうです。

 

どうやって聴いたのでしょう? それはピアノの足を抱きついて振動で楽しんでいた逸話があります。

 

また大変明るい積極的な発明家ですよね。電話を発明したときに受話器が「リーン リーン」当時は「ジーン ジーン」かもしれませんがなったときに、受話器をとってなんといっていいかわからない、いきなり「WHO」でもないだろうし・・・・

 

困った局長はエジソンに相談してみると、彼はそれは使う人が「簡単で明るい」言葉がいいだろうから「ハロー」にしよう!こののりは素晴らしいですね。HELLOは今や最も話される地球語になってしまったのですから。

 

しかしこれも考えると変だと思いません?エジソンは作る段階から「何がいいだろう?」とずっと考えていたのだと思います。あるとき閃いて準備していたと僕は推測するのです。

 

この時代はアインシュタインやフォードなどINNOVATIONを起こした人物の宝庫です。この二人の逸話も十二分に「知的好奇心」をくすぐり「常識」から解放してくれるものです。

 

さてエジソンの卵です。

 

彼は中学しか出ていませんから、大学の教授や学会からは「無教養な機械工」と馬鹿にされていました。学校も行かずに社会で「生きている市場」を実体験してきたのが大学の教授と違うところです。

 

エジソンはこう言っています。

 

生きた知識には大学教授の中には無い。無教養な自分だけが簡単に使える便利な商品を発明する事ができる。彼らは常識や教養が邪魔して独創的な発想が全くない。」

 

いかがですか?大学教授は理論思考でエジソンは感性思考だと思いませんか?

 

さて卵でした。

 

急成長のエジソンの会社の評判はうなぎ昇りです。ハーバードやマサチューセッツ工科大学の優秀な生徒も入社するようになりました。

 

ある日のことエジソンはその優秀な社員に「この卵の容積を計れ」と命令しました。ちなみにエジソンは常に50以上のプロジェクトを進めていますからその命令が何に当たるのかはわからない。暫くして「わかったか?」と聞くと優秀な社員は難しい計算式を使って計算中で「まだです」「いつできる?」「明日の午前中には」「馬鹿もの!!!こうやるんだ」とエジソン。

 

卵を半分に綺麗に割ってその中に「水」を入れて容積を調べたのです。

 

教室の常識は実践が求めているものではなかったエジソンの卵の話です。

 

置き換えれば「大学の常識は市場の思い」ではなかったわけです。

 

この卵繋がりの話は

 

(坂本竜馬の卵)

 

(村上春樹の卵)

 

(ヒクソングレーシーの卵)

 

(池田勇太の卵)

 

に繋がっていきます。

 

そうそう、それに「卵の形の秘密」つまりなぜ「卵形」なのか?

 

惑星 恒星 原子 分子 素粒子 は「卵形」の世界です。

 

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