人類は火星を目指す

 

「人類は火星を目指す」

〜生命体としての挑戦〜

人類は海に生まれてその一部が陸上の生物と進化した。その中で人類は火を使い言葉を生み出しITを発明して、更に人口は増

え続け地球の環境は変化し資源は枯渇する事が見えてきている。

マルチプラネットという考えは海に誕生した生命体が陸上化し

たように地球から火星に移るのは当然だという考えだ。

僕も賛同する。そもそも地球外の隕石がタンパク質を地球に運んで生命体が生まれたという説がある。生命はビッグバン以来、

拡大して多様化する宇宙物質の一つにすぎないのだと思う。1895年 イギリス科学アカデミー会長が「空を飛ぶ技術は基本

的に不可能である」と言った。ライト兄弟が数年後に飛んだ。音速で飛ぶ事は物理的に不可能だといわれたが、1947年アメリ

カのベルX-1が音速を超えて、今では旅客機も音速で飛んでいる。

100年前に月に人類が足跡を残す事が出来るなんて誰が考え

ただろう。1969年アポロ11号のアームストロング船長の足跡が月に残った。1895年に「空を飛べない」と宣言された権威あ

る言葉を覆し100年以内に月に足跡を残せるように進歩したの

だ。今迄の経緯を見ると人類は火星への移住を1世紀以内には

実現化すると考えた方が自然である。

1899年「およそ発明出来るものは全て発明され尽くしてしまっ

た」とアメリカ特許局長は発言し局長を辞めた。コンピュータ

や携帯電話やIT技術が生まれる前の滑稽な発言が社会認識され

た。権限のある人が言う言葉はニュースになり一般人を同意さ

せて間違っていたとしても「正しい判断」として一般的な社会

に認識されてしまう事が多い。

人間の脳にもコンピュータと同じようにOSがあると考える。

そのOSは「ネガティブ要素」と「ポジティブ要素」が混在して

いる。ポジティブなOSは脳の可能性を最大限に引き出そうと活

動する。それは将来的に実現出来るというイメージが右脳で先

攻して働きクリエイションを起こし過去のデータと計算処理と

記憶を司る左脳が後輪として機能している。ネガティブなOS

左脳を先攻させて働くが左脳にはクリエイションの能力がない

ので、蓄積されたデータから作り出される物は新規性が生まれ

てこない。

1952年手塚治氏の鉄腕アトムの中で「手の平にのるコンピューター」が描かれた。それを見た嶋正利氏は1971年マイクロプロセッサをインテルから発表した。これはIMAGEが理論の飛躍を起こし右脳志向がクリエイションを起こしたのだ。

 

 

大事なのは知識よりも想像力である。

アルベルト・アインシュタイン

 

 

アイデアの良い人は世の中にたくさんいるが、

よいと思ったアイデアを実行する人は少ない。

盛田昭夫