‘24時間働けますか’のフレーズが思い出されるREGAINがエ
ナジードリンクとしてサントリー食品インターナショナルと三共ヘルスケアの連携で復活する。
「強さ」が美化されそうで嫌である。
ウクライナ問題でのロシア、ベトナムや日本に対しての中国の
会話を必要としない非民主的な傲慢な態度。
それに対して安部首相が強引に憲法の解釈を変えようとする国
民への傲慢な態度。
本人だけが「満足」して相手側に「理解」を求めないのである。
そこでエナジードリンクとはいえ、命令の元に24時間働いて
いた「サラリーマン戦士」のイメージが強いREGAINの復活。
もちろんそんな意図はない事は十分に承知しているが、
市場には言葉の強いIMAGEが既に存在しているのである。
2000年〜2004年にビタミンやアミノ酸が入った飲料がもてはやされた時期がある。この時期は小泉首相の構造改革が行われ
てやはり「強引」な強さが同じようにあった。世界水準を目指
し格差が拡大して勝ち組と負け組という社会現象が顕著化した
時代である。
弱者には厳しい時代の幕開けだった。
どちらも首相が世界に対して「力」で対応しようとする時代に
現れる、男の時代の「パワードリンク」。
嫌な気分なのである。
この後に訪れたのが「健康志向」合成着色不使用、純粋水使用、
無添加などの女性の時代の「優しい飲料」なのだ。その流れが
10年程続き「お茶」「水」「炭酸水」などの平和な飲み物の
時代が続いていたのである。
前回のブログで紹介したように男性も「ソーセージパン男子」
が人気NO1だった。草食男子から「男」の強さが増している。
時代の気分を同じように反映しているのである。
女子の時代から男子の時代へ振り子が少し戻りつつある気がし
てならない。
「平和」というKEY WORDを切り口としたマーケティングの商
品があると良いなと思う。
そのボトルを飲むとアフリカの子供に自動的に「水や薬」が届
くというような ‘PEACE MARKETING’ である。
自然にボランティア活動に参加している気分で仕事をしたほう
がよっぽど「やりがい」や「効率」が良いと思うのだが。
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