SONYの「レンズだけのカメラ」DSC-QX10, DSC-QX100 について大前研一さんが解説をされてSONYはカスタマーインではなくてプロダクトアウトの会社だと論説されていた。
僕はPRODUCT OUTでなぜ悪いのか?という感じがする。これは「はじめに技術ありき」だからこそ出来る商品開発の手法なのだ。
カスタマーインすなわちマーケットインの手法を使っても各社が出てくるアイデアは皆同じになってしまう。それが原因で日本のエレクトロニクスの会社はダメになったのではないか?たしか大前さん自身もそんな事を本で書かれていたように思うが。
ロジカルな考えは左脳的な考え方であるからコンピューターの「記憶」「計算」を使えば答えはほぼ同じ結果が出てしまう。それに情報源としてWEBを使えば尚更同じような戦略になる。秋葉原のメイドカフェをマーケットインで開発できたか?
だから今必要なのは「右脳」でイメージして開発することなのだ。イメージの後に来るのは
ハードの「技術力」だ。イメージは真似されやすいが「技術力」は参入壁を高く頑強にすることが出来る。この新しいSONYのNEWSに潜在的な力を僕は逆に感じる。
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